cetuna

たぶんダイジョウブ という程度に壊れて今日もここに居る

カインとおとのさま

おとのさま



駅のホームでノートをめくりながら電車を待っていたら
後で話をしていた男女が
カインとアベルがどうのと言い出したので
すごーーく驚いた


その兄弟の名前は
学生のころに夢中になったヘッセの本で知った程度で


私にしたら
うす曇りの日にゲルマン民族が
石塀に沿って歩きながら
慎重に話すような名前だと思っていたから
こーんな賑やかなホームで
日本語で聞くとは思わなかった


うあぁ カインだー アベルだー
高校生のころに私を悩ませたヘッセだ


デミアンだ 
高橋健二だ 
ガラス玉演戯だ


ほかにもぼろぼろ出てくる


そのころの私と私の周囲
学生らしい平凡で退屈な非日常と
誰もが経験するような驚きに満ちた日常


懐かしさで目が熱くなってしまった



まぁその日はほかにも驚くことがあって



私がホワイトボードに書いた地図なのだけど
「駐車場」の「駐」の字を車偏で書いたのを
間違いだと指摘されて
うそーーーん! それ、いつからみんな知ってたの?
と本気で訊いたし


「御殿のような建物(いや、家、だったかな)」を
大きな声で「おとの のような…」と読んでしまったり



あたふたジタバタしてた
いろいろと
疲れちゃう




  1. 2008/11/16(日) 20:00:40|
  2. ◇◇◇
  3. | コメント:2

すすきがいっぱい

バスがす爆発


初めて乗るバスの中から
きらきら光る川が見えたので
予定よりうーーんと手前の停留所で降りてみた


水かさは少なく 
流れている様子はあまり感じられないのに
川の音は思ったより大きい
水のそばで暮らす人は
この音を邪魔に思わないのだろうか
思わねーよ



川岸には沢山の開ききった
白いすすきが揺れていた


わんわんと吠えているように動く
すすきの頭をヨシヨシと撫でながら歩くと
乾いた葉で手や足が線を引いたように切れる


歩きにくいし
止めようと思うのだけど
止められないのがいつものことで
どんどん歩く
どんどん撫でる


よく解らないけど
興味の有るものはとにかく触れたい


ヒトの顔にも触れる




すすきが無くなる所まで行ったので
元の道まで戻って
停留所でまたバスを待った
切れた皮膚がちりちりと痛かった


停留所の後の野球場のネットに
トンボが1匹いた
そういえば
さっきバスを降りてから生きているものを見ていないなぁと
思った


いつもは
多過ぎるほどの人の中に居るので





東京から離れると休日のバスは
すんごく少ない
1時間に1本くらい て



自販機のコーラは痛いほど冷え切っていて
これを買う人は
何十日間に1人なんだよっ


あぁ バスがほすいぃぃぃぃぃぃぃ
自販機で売っていればいいのに





  1. 2008/11/02(日) 23:51:34|
  2. ◇◇◇
  3. | コメント:0

アラビアの盗賊

3回目


お皿を重ねて 
ほんの少しの植物をていねいに食べる


アラビアの盗賊にさらわれた
お姫様のことを想像しながら


名前は知らない 
歳もわからないそのお姫様は
盗賊の大将からプレゼントされた黄色いオウムに向かって
毎日 話しかける


ここはイヤなの
ここはチガウの


盗賊の大将はありとあらゆる財宝をプレゼントするけれど
お姫様の心を満たすことはできない





話の結末は
私次第でどうにでもなるから
食べ終わったお皿を
しゅわしゅわの泡で洗いながら
「姫をもう少し生かしといてやるかっ」
と 言ってみたりする




こんな盗賊の話を
目の見えない小さな子が喜んで聞く
私の彫った木のりんごを太ももの上で転がしながら


その子の母親が迎えに来るまでに
話を終わらせたいけれど
子供を泣かせないような結末は
私がつまらない


それでいつも最後は「続くぅー」で終わらせてしまう



そもそも
黄色いオウムと言ったところで
黄色をどうやって説明したらいいのだ







盗賊と姫とオウムと
植物を食べた私が
同じ部屋で困り果てている







  1. 2008/10/07(火) 22:38:32|
  2. ◇すきなもの
  3. | コメント:4

なにごとも無かったかのように

さみしいのは



レキシントンで生まれた 双子のことを考える
 雪の描写がとても上手い作家が書いた双子の男女


林芙美子に言ってみる よくぞあの絵を買ってくれた と
 国立西洋美術館でいつも観ることができるスーティンの『狂女』


宅配便のお兄さんが疲れきっていて 夜まで生きられるか心配する
 茨城から届いた新米は重く お礼の電話が長くなる


暮れるのが早い 風が気持ちよい 空が美しい 
 ううん 空はいつも美しいのに私はそれをよく忘れる







なにごとも無かったかのように書いている






  1. 2008/09/24(水) 23:14:39|
  2. ◇◇◇
  3. | コメント:0

運転中に

運転中に足がつった


『ワイルド・スワン』の上を読み終わり
中と下を買いに行く


帆を張った舟を待っていた
昔のことだけれど
授業中の体育の時間だった


いつも
気持ちが外を向いている





パソコンはやんちゃ過ぎるので
入院させることにした


保存しておいた写真がふっとんだので
このエントリに画像は無いが


載せようとしていたのは
自転車の前輪の影が電柱にへばり着いている夏の写真
何の変哲も無い
そんなものを愛している




「足がつったので1回休み」
そんなカードが人生ゲームの中に無かったかな


ソレ 引いたので
指示に従います





  1. 2008/09/07(日) 21:49:56|
  2. ◇◇◇
  3. | コメント:0

荒れてる 空が

エリーゼ


とつぜん雨と雷

雨と雨
風から雨

うわ また雷

おさまったけど 雨と雨
小雨と大雨

あれ また雷



土曜の週末 
今日はずっとこんな感じです
ボタン状のミントチョコを口に入れて
PCの修復をしています


  1. 2008/08/30(土) 18:05:57|
  2. ◇◇◇

辞め時

でわでわ


男子400メートルリレーにアンカーで出場し
銅メダルを獲得した浅原は
ようやく メダルのために走ることを
辞めることができるのだろうな
と思った


今回いい結果を残したことで
水泳の北島も
もしかしたらレスリングの浜口も
辞め時を見つけられた かもしれない


そういう意味で言うと
野球の清原は すでに辞め時を逸してしまったように
思える


何かを目指している者は
終わらないような目標を持っていて
辞めることがなかなかできない


いい成績を継続的に残せている間は
辞めることなど考えられないが
翳りが見えてきたとき
「次のピークを迎えたら進退について考えよう」と
思うのだろう





これはスポーツに限らない


いい成績を残すどころか
評価されることさえ無いような
マイナー活動をしている人たちにとって
辞め時という線を自分で引くことは
非常に辛いことだ


音楽をやっている人
文芸をやっている人
演劇をやっている人
絵画をやっている人
ほかにもたくさん…


自分で作り出した目標 あるいは
自分が充分納得できるような成果を挙げるまで
その人たちは終われない






私が漫画を描いていた時代
仲良くなった人がいた
その人の作品はメジャー雑誌に載せられることはなかったが
ストーリー展開はとても上手だった
とくに台詞回しが魅力的だった
しかし絵が酷かった 致命的だった(←これ ナイショな。。)


今は生活のために働きながら
小説と絵本用の文を書いている
今は と言うよりずっとずっとずーーーーっと前から書いている


その作品は同人誌以外に採用されたことがない
らしい


小説になった作品を
同人誌であれ私はまだ読ませてもらってないので
よく判らないけれど
台詞は未だに魅力的なのだろうなと思っている



その人が
辞め時が見つからなくて
と 
私に言った







  1. 2008/08/25(月) 21:26:08|
  2. ◇◇◇

夫がうるさーい

そーねー


夫がうるさーい


7月の後半から
私は継続的に薬を飲むことになった
それはよいのだけれど
夫がうるさいのが困る


「薬飲んだの?」とか「薬飲まなきゃ」とか
ノルマ達成に厳しいセールスマンみたいだ


それで今朝 2階のゴミ箱に薬を捨てた
3週間分を


わはは 汗


案の定 食事中に
「あとで薬を飲まなきゃね」と言われたので
「ゴミ箱が飲んだ」と言った
夫は冷静に「どこのゴミ箱?」と訊く
私は口の中に食べ物が入っている時は話ができないので
眼だけで(上の部屋ー)と答える


夫「どこ?」
私は更に食べ物を頬にぱんぱんに詰め込んで 
黒眼を思い切り上に上げて答える
(だーかーらー 上の部屋ー)


夫「で?どこだって?」



私は食べ物をごくんと飲み込んで
2階にパパッと上がってダダッと下りて
「このゴミ箱が飲んだ」とオレンジ色の円筒を夫に見せた
中には私の名前が書かれた薬袋がひとつと
昨日捨てたジュンク堂の紙のブックカバーが丸まって入っている


夫は薬袋を取り出しながら
「こうやってこれから何度も捨てるんだろうな。。。」
と言った
顔は笑っているけれど
呆れている 悲しがってもいる




夏が暑い




  1. 2008/08/15(金) 09:46:13|
  2. ◇例えば私
  3. | コメント:2

思ったコト

太陽がいけないんですー



浴衣て 本来は公共機関に乗るときの衣装じゃないよね
太った子が着ると力士かと思うよね


「前へー!ならえっ!」の後に言われる「やすめっ!」て
全然休む体制じゃないよね
休んでいいなら横になって寝ちゃうもん私なら


やすめって言われたら絶対に
先生たちのながーい話が続くんだよね
「足をちょっとだけ開いて固定したら オレらの演説をよく聞けやっ」
という命令なのにね


上映前なのに 
「世界中が泣いた」「感動の嵐が吹き荒れた」ておかしいよね


構想10年 制作費○億円てちょっと痛いよね
そんなに長い時間考えてコレ?
そんなに費用かけてコレ?


秘話て いくらでも有るし みんな知ってるんだねー
都市伝説て 伝説なのに初めた聞いた驚いた て思うよね
家政婦て 見るもんでしょ普通は


サッカーの試合に監督だけネクタイにスーツ姿って異様だよね
(今は違うけどね)
試合直前にスタメンだけの集合写真てサッカーだけ? 
みんな笑顔だし肩組んでわっさわっさ動いていて撮り難いよね


野球に盗塁て ソレひどいよね
1球ごとにキャッチャーとピッチャーが相談て
隠し球て またなんでそんな






オリンピックて 平和の祭典だったよね




以上 細かい事情を検証せずに書いてしまいましたので
放置してください


とても暑い日でした
熱中症に気をつけましょう





  1. 2008/08/04(月) 22:01:25|
  2. ◇◇◇
  3. | コメント:2

夕食後

あついからさ


夕食後


花火
音だけの花火
見えない花火を追いかけて自転車を漕ぐ人


テレビ
内閣改造
甲子園
赤塚不二夫



一日遅れで破ったカレンダー
七月と書かれた時間を捨てる
困った身体と過ごした七月を







  1. 2008/08/02(土) 21:56:26|
  2. ◇◇◇
  3. | コメント:0
次のページ